世界は帰宅部で出来ている

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近畿大学経営学部在学中(現在2年)。中学生の頃スマートフォンが好きで、その延長で当時まだ無料だったProgateでプログラミングを知る。しかし、使っていた家族共用PCが完全にフリーズしたと同時にプログラミングから離れるも、大学入学と同時に参加した応募倍率4倍近くのプログラミングキャンプに参加したのをきっかけに再びプログラミングに目覚める。1年の夏に1ヶ月のセブ島留学を経験し、9月から本格的にプログラミングの学習を再開しする。その後11月にweb制作会社の社内ベンチャー立ち上げにインターンとして参加し、2月

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学習したことをcosole.log()してきます。

実際に付属高校に通って思った大学付属のメリット・デメリット

人は一生のうちで「人生の分かれ目」と呼ばれるキーポイントは大抵数回あるかないかだと思いますが、おそらく最初に訪れるそれは高校選びだと思います。

 

高校進学は義務教育を共に過ごした友達と離れ、大きく環境が変わると同時にそれからの人生を大きく左右する重要な選択です。

 

僕は現在関西の某大学付属校に通っています。

高校選びやこれからの将来について1つでも参考になればと、

付属校生である僕がメリット、デメリットについて生の声を届けたいと思います!!

付属校であることのメリット

大学入試、進学に対する不安がない

おそらく大学付属校への進学を考えている人はこれを目当てに受験を考えているのではないでしょうか?

まず断言しますが、大学入試や進学へのリスクや不安はほぼないと考えて良いです。

 

しかし、それは大学に入るだけの場合の話であり、自分が希望する学部、学科には大学側から付属校への推薦枠が決められています。

 

つまり行きたい学部、学科には必ず定員があるので全員が希望した学部に行けるとは限りません。

ではどの様にそれが決められるかと言うと、例えば定期テストの順位であったり資格などによって学部選びの優先順位が上がります。

 

なので付属校に受かったからと言って勉強しなければ行きたい学部に行けない可能性があるので注意しましょう。

(逆に言うと定期テストさえ頑張ればどの学部も選べます!)

 

とはいっても学部を選ばなければ99%は進学できますよ。

大学に入学した時点で友達がいる

大学はそれまでの小、中、高校とは違って自分で授業を選び、自分に必要な単位を取る必要があります。

つまりクラスというものがないのです。

 

まぁ大体は同じ学部、学科の人が同じクラスみたいな感じではありますが座る席は決められていませんし、教室も広いです、そして私立大学はとても人数が多いです。

 

なのでこれまでは人見知りの人でもある程度自分で話しかけたり、

話しかけられたりしていたかもしれませんが大学になると突然人と関わり少なくなる可能性があります。

 

そんな人にとっては付属高校で共に一年を過ごした仲間が大学内にいることはとても心強いと思います。

 

高校の1クラスが40人だとしたら三年間で120人の顔見知りがいる事になるので4年間友達が0という最悪の事態は回避できるかと思います。

大学内外の土地勘がある

これは入学すれば4年通うわけですから大したことではありませんが、

入学当初から大学内の建物について場所が把握できていると意外と精神的に落ち着くと思います。

 

大学はめちゃくちゃ広くて入学してすぐに1人で校内を歩いているとかなり孤独に感じます。

 

道に迷うことはなくても行きたい校舎がどこにあるかわからないなんて事はよく起きます。

 

しかし、付属高校生であれば高校の隣に大学があるわけですからおどおどすることは少ないと思います。

ただ、正直メリットってほどでもないかもですね。。

付属校であることのデメリット

付属という段階で舐められる

これですね〜。付属校出身の生徒はマジで舐められます。

事実、 僕の高校では大学へは無試験で進学出来るので、生徒の偏差値が大学の偏差値より低いなんてことはざらにあります。

(もちろんそうでない人も沢山います!)

 

なのでその空気に飲まれて、結局入学した時よりも卒業するときの方が偏差値が低いなんて事もあり得ます。

正直努力しなくても、はっきり言ってバカでもその大学に来れる訳ですから。

これが舐められる理由ですね。

 

確かに一般入試を死にものぐるいの勉強で受かった人達からすれば自分たちに優越感があるのは当然だと思います。

大学入試は高校入試とは違いかなり苦しい戦いです。

それを乗り越えた人と乗り越えてない人のその後の努力の姿勢や自信の持ち方が変わってくる事も確かだと思います。

 

そして、主に舐めてくる人達は「一般入試をくぐり抜けた人高学歴な人企業の人事

とかその辺りかと思います。

正直、他人にどう言われようと自分が努力していればそれでいいので関係ありませんが企業の人事に勝手な偏見を持たれることは、就職においてかなり振りです。

付属という段階で企業の人事にハネられる可能性がある

さっきも言った通り、誰に何を言われようと自分が努力していれば無視していればいい話なのですが、就職となると話は別です。

 

就職氷河期と言われる今は、企業も即戦力の人材を欲しがっていると思います。

この即戦力とはテストの点や態度などではなく、自主性考える力のことです。

 

企業の人事が新卒面接時に、公立高校からの一般入試で大学に入った人と付属上がりの人を見比べた時にどう思うのでしょうか?

 

僕は人事では無いのでわかりませんが、もしもその人事担当に付属上がりに自主性や考える力がないという偏見があれば残念な事に付属校の人間はそこで不採用となります。

 

あくまでもこれは想像の範囲ではありますが、高学歴が凌ぎを削る面接であればあるほど付属の名がネックになるかもしれません。

(人事にそんな偏見があるのかは知りません!)

 

そんな事態を回避するために付属上がりの生徒が出来ることは目に見える実績を作る事です。

それは例えばTOEIC英検その他の資格を持つことが大切です。

これらは確かに目に見える実績であり、付属の是非を問わない同一の基準となります。

 

なので、もしも付属校への進学が不安、付属校の生徒である事が不安な人は資格を取る事を強くおすすめします。

最後に

人生は短いです。人間が出来ることなんてある程度決まっていると僕は思います。

 

その中で出来る奴出来ない奴が生まれてしまいます。その差は一体なんなのでしょうか?

それは「努力した時間」です。

 

無残にも努力は出来る奴と出来ない奴を世の中に生み出してしまいますが、

同時に出来ない奴が努力をすれば出来る奴になれるのです。

 

付属校に通っても努力する事を怠ってはいけません。人事はバカではありません。相手は人間を見るプロです。

おそらく面接では私たちの努力や怠惰も見えているかと思います。

 

長々と語ってきましたが結局はその人が「どれだけ努力したか」に依存すると思います。

 

参考になったかはわかりませんがあくまでも僕の実体験、事実を基にして僕が感じた事なのでそんな事もあるのかなぁくらいに考えて頂ければと思います。